ダイヤモンドジュエリーで思い出がよみがえる

土曜日の深夜この建物に入るのは警備員と俺たちくらいだろう俺と高橋は闇夜に紛れて校舎内に侵入した校舎内は自分が通っていた頃と何も変わっていなくてただそこを歩くだけで恥ずかしくなったわざわざあれを取りに行かなくても十分懐かしいなきただけで満足かも俺そんな事を言い合いながら高橋と校庭に向かう。
おここここ高橋が手に持った地図を見ながら校庭の隅を指差す確かにここに埋めたような記憶がある10年前の卒業式の日に高橋が体育倉庫から勝手に拝借してきたスコップで校庭の隅を掘る警備員が巡回して来ないかたまに配合確認しながら二人で地面を掘り進めたあった高橋が入って手を止める地面の穴にかがみこんだ。実は、ダイアンプールの口コミや評判を検証すると実際の効果とは違っており、たかはしがスプレーを取り出したもう懐かしいな俺はそう言いながら自分の名前が書かれたスプレーを受け取った卒業式の日高橋はあれまだ持ってるだろうなと言った1年生の頃もらったあの金属の玉持ってるよ何なんだよこれそう尋ねる俺に高橋はようやく種明かしをした