スタジオジブリの最新作『君たちはどう生きるか』を紹介

スタジオジブリの最新作『君たちはどう生きるか』が、2023年7月14日に全国公開された。この作品は、宮﨑駿監督が10年ぶりに手掛けた長編アニメーションであり、スタジオジブリにとっても9年ぶりの完全自社制作による長編2Dアニメーションとなった。 タイトルは、吉野源三郎の小説『君たちはどう生きるか』から取られているが、直接の原作ではなく、同小説が主人公にとって大きな意味を持つという形で関わっている。物語は、太平洋戦争中に母親を亡くした少年・眞人が、母方の実家の近くにある不思議な塔から「下の世界」と呼ばれる異世界へと冒険するというファンタジーだ。 この作品は、スタジオジブリ初となるIMAX上映も決定しており、ドルビーシネマなどでも公開される予定だ。また、主題歌は米津玄師が書き下ろした「地球儀」であり、音楽は久石譲が担当している。声優陣には、山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、滝沢カレン、國村隼、小林薫、火野正平など豪華な顔ぶれが揃っている。 宮﨑駿監督は、「この映画は私の遺言です」と語っており、自身の集大成として制作に取り組んでいる。『君たちはどう生きるか』は、戦争や環境問題など現代社会における重要なテーマを描きつつも、冒険や友情や恋愛など楽しく感動的な要素も満載の作品となっている。この夏、スクリーンで眞人と青サギの壮大な物語を見届けよう。
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